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2007.03.07

妙蓮寺御会式桜

Dsc_2039_4今日の桜
Dsc_0015_2去年の桜
Img_0189妙蓮寺椿

今年の暖冬で桜が早咲きして、いつもならこれからが見ごろの御会式桜が、妙蓮寺椿と共に早咲きしてしまったようだ。タクシーの運転手さんに教えてもらったのは2月だった。暖かい日が続いたんで見に行ったら、咲き残り?なのか、寂しげに咲いていた。去年は四月八日に満開だった。普段見ているのとは違って満開時は桜は花があった。
今年は四月にもう一度盛り返すのだろうか。この桜は花が小さくて、寒空で咲いているといとしくなるほど可憐だ。京都には桜の名所が沢山あって艶やかな大輪が多いが、ここの桜は10月から咲き始めて、雪の舞う二月でも所々に可憐な花をつける。三月から四月にかけて咲きそろうのだが、普段は訪れる人も少なく、ひっそりと咲いている。このけなげさが私は好きだ。

境内には妙蓮寺椿があり、妙蓮寺品種の椿として知られている。京都の寺院では昔から椿を尊重し茶花として愛用された。大徳寺総見院の「侘び輔」は千利休の遺愛と言われている。妙蓮寺椿は、塔頭「玉竜院」にあり昭和30年頃には立派な花を咲かせていたが、その後の火災で焼けてしまった。昭和56年の日蓮大聖人の七百御遠忌の折に第2世の椿が方丈の中庭に植えられた。
妙蓮寺椿として世に知られるようになったのは、室町時代の連歌師「宗祇」(1421-1502)が写生した妙蓮寺椿と添えられた文による。この頃から妙蓮寺椿の名称が使われた。現在寺には海北友松の筆になる妙蓮寺椿の軸がある。方丈前にも椿が植えられているが中庭の椿が有名。花の咲く頃はこの椿を目当てに訪れる人も多い。ここの苗木は予約販売で売り出される。

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