安倍晴明と葛の葉伝説
昨日、上京区歴史探訪館にボランティアで行き探訪館の担当者天岡さんと出合った。彼女は大学で歴史を学び社会人生活の後大学院に入り、現在大学院の修士課程の学生で探訪館のお手伝いをしていられる。歴史が専門で探訪館おスタッフとして来館者に解説している。
先日、偶然茶房で探訪館の館長の朧谷先生のご一行と出会ったときに、私のネット仲間のNさんが、上京にある時雨亭跡の場所がわからなと聞いてこられたのでそれを尋ねたところ、同席していた彼女が調べてくださり資料をつけて返事を頂いた。彼女が探訪館でNさんの応対をされた方で、責任を感じて場所の確認に出かけてくださった。親切で気さくな人だ。
公募のボランティアさんと一緒に来館者の応対をしていたら、来館者の一人が晴明神社に行ってきたと離されたことから安倍晴明の話になり、晴明ファンだという彼女から葛の葉伝説と安倍晴明の関係、晴明の末裔からまんが「陰陽師」にまで幅広く話が弾んだ。
葛の葉伝説「その昔、現在の大阪市阿倍野の里に住んでいた阿部保名は、豪族であった父が他人に騙され所領を没収されたため、家の再興を願い信太森稲荷神社に日参する。ある日のこと、数人の狩人に追われた白狐を助けた。しかし保名は手傷を負ってその場に倒れてた。助けられた白狐は葛の葉という女性に化けて保名を介抱する。やがて、二人は愛し合い夫婦となり、童子丸という子供を授かり幸せな日々を過ごした。童子丸が5歳の時、葛の葉の正体がわかってしまう。葛の葉は泣く泣く信太の森へ帰るが、その時「恋しくば尋ね来てみよ和泉なる 信太の森のうらみ葛の葉」という歌を残して去っていく。この童子丸は安倍晴明だと伝えられている」
この伝説が歌舞伎や芝居になって民衆に広まった。私は芝居では見たことがあるが、安倍晴明とはつながらなかった。なんと無知だったのだろうとおかしくなたが教えられることが多く得をした感じ。
今日はボランティアの欠席者のピンチヒッターとして再び出向いたら知り合いの方がボランティアで来ておられた。彼は公募のボランティアで彼もピンチヒッターだと言い偶然コンビを組むことになり笑いあった。雨曇りの一日で来館者が少なく、身内で四方山話に花が咲いた。
京都の四季の情報誌「秋」号が出たので買う。この雑誌は探訪館の副館長山中さんが毎号執筆されていて、朧谷先生が監修されているとか。毎号すばらしい写真が掲載されている。今号はもみじ特集で写真が見事だった。上京のもみじの名所はどこだろうかと話が弾み、インターネットで探したが、紅葉狩りの名所として紹介するほどのところは見当たらず京都御苑のほか区内の寺院数ヶ所が候補に上がった。どこも我が家の近場だが、穴場と言うほどではない。
市内にはもみじの名所が数々あるが、シーズン中はどこも人が押し寄せ住民としては寄り付きがたい。テレビや雑誌で宣伝されるとどっと人が寄せ道路渋滞が起きる。バスは満員で都茂の腰が出たり間引かれたりで市民は迷惑している。観光誘致には熱心だが、ちぐはぐな行政の対策には市民の非難が多い。これは行政の道路背策や観光対策が悪いからだと意見が一致した。
これがきっかけで京の町家の話にとび、町家ブランドが一人歩きして東京資本がむちゃくちゃな改造をして、レストランなどを開店し若者の人気を博しているが、京都を愛し町家の保存を望んでいるものにとっては壊されていく町家を見るに忍びない。町家保存について何か規制をかけないと京都の町並みがあらされる。100年後の京都を想定し古都京都をしっかり次世代に残そうではないかと京都論を語り合った。
帰り際に雨が降ってきたので夫に迎えに来てもらい帰途に着いた。毎日良く飽きずにでかけるね~。と皮肉を言われたが充実した二日間だった。
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受信: 2007.04.06 17:39

コメント
なぎさん
探訪館は上京の観光案内の窓口として定期開催していますが、日によっては学生さんが団体で来るなど、かなり知られるようになりました。
館長が朧谷寿先生で、同志社大学の鋤柄先生(室町・中世)も関与されていて、平安時代の歴史に詳しいスタッフが充実しています。
副館長の山中さんは、町家文化館を運営され、つきに1回文化講座を開かれる傍らエッセイを書かれ、活躍されています。
京都は狭いので、いろんな所でお馴染みさんに遭います。探訪館の出会いが楽しくて、ボランティアに行くのが楽しみです。
投稿: 隣のおばちゃん | 2006.11.30 06:01
こんばんは!
安部晴明談義、私も拝聴したかったです。
上京歴史探訪館では楽しい時間を過ごさせていただきました。
また行きたいものです。o(^-^)o
天岡様やスタッフの方々にもよろしくお伝えくださいませ。
投稿: なぎ | 2006.11.29 01:21